JAとぴあ浜松管内にある浜松市西区の小中一貫校・庄内学園で、高校生が考案した献立が地産地消給食として提供され、全校児童、生徒ら680人が味わいました。
提供された給食は、JA協賛で昨年10月に行われた「和の給食コンテスト」で最優秀賞に選ばれたものです。県西部農林事務所が、子どもたちに地域農業や農産物への理解を深めてもらい、また地産地消の推進をしようと2015年から行っています。地域の食材を3点以上使用する条件で、県西部の7校から74点の応募がありました。JAは食材の特徴や主な出荷時期を記した表を作成し、献立の考案をサポート。献立は県立浜松湖南高2年の伊藤有未さん(17)が考案したもので、地元産の豚肉と葉ネギを使った香味だれの豚肉から揚げ、ポテトサラダとミニトマトにモヤシのみそ汁を合わせました。葉ネギ、ミニトマト、三方原馬鈴薯、キャベツと、メインとなる農産物はJA産です。
給食は子どもたちに好評で「近くでいろいろな野菜を作っていることを知らなかった。家に帰って話したい」と話す子も。あっという間に平らげ、おかわりする姿も多く見られました。