JAとぴあ浜松管内にある、浜松市南区の水田24㌃の田んぼアートが見頃を迎えました。
今年度の図柄は、昨年6月に東京上野動物園で待望のパンダの赤ちゃんが誕生したことから、「パンダの親子」に決定しました。
今年の5月末から6月中旬にかけて白脇田んぼアートの会(浜松市南区)会員とJAとぴあ浜松東南地区管内の職員らが苗を植え付け、その後管理を続けてきました。
同会では「地域のコミュニティーを広げ、水と花と緑が息づくふるさとを再生し次世代に引き継ぐ」ことを目的に、8年前から田んぼアートの取り組みを開始し、今までにサッカーJ1リーグジュビロ磐田のマスコット「ジュビロくん」や浜松市のキャラクター「出世法師 直虎ちゃん」などを描いてきました。JAも1地区1協同活動の一環として共催し、通期で協力しています。
白脇田んぼアートの会、山内正弘会長は、「今年初めて使った品種があり、出穂期を予測するのが難しかった。栽培中に台風が来たときがあったが、順調に成長してよかった。アートは、日ごとに色が変わって見え方が変わるので、多くの方に何度も見てもらいたい」と話しています。
田んぼアートは水田付近へ地上高約4㍍の展望台を特別設置し、10月上旬まで公開する予定です。