満月の月明かりの下で神秘的なお茶摘みを楽しむ「月夜の茶摘み会」が4月19日19時より、掛川市五明にある五明茶業組合の組合員が管理する茶園で行われ、県内外から120人が参加しました。
JA掛川市、JA遠州夢咲、掛川市、茶商社で作る掛川茶振興協会(会長:松井三郎掛川市長)が主催し、今回で10回目(第十夜)を迎えました。
参加者は満月の月明かりや所々に設置したランタンが輝く幻想的な茶園で、柔らかな新芽を探しながら「一芯二葉」で摘み取りました。
茶園の脇ではしっとりとした生バンド演奏やウクレレの演奏があり、茶園は幻想的な雰囲気に包まれました。
参加者は「掛川市に嫁いだ娘から誘われて参加した。風情のある景色にとても感動した。静寂に包まれた夜茶摘みし、とても癒されてリフレッシュできた」と話しました。
摘んだ茶葉は、JA掛川市茶業研修センターで製茶し、後日、参加者に郵送します。
満月の夜、月明かりで摘んだ茶はおいしくなるという都市伝説を実証するため、始めた同イベント。秋には月夜の煎茶会が掛川城御殿で開かれ、摘んだ茶を振る舞います。