JAなんすんレモネード部会が生産する沼津市西浦産のかんきつ「西浦レモネード」を使用したクラフトビールが地元をはじめ、全国各地で話題を呼んでいます。
3月中旬、沼津市千本緑町の「沼津クラフト」では、「西浦レモネード」を使ったクラフトビールを販売開始しました。
「沼津クラフト」は、8年間クラフトビールの製造法を学んできた片岡哲也さんが昨年オープンさせました。「SLOW BEER SLOW LIFE」をコンセプトとして、「ビールを通してゆとりある人生をおくってほしい」という片岡さんの思いで、日本百選にも入る柿田川の湧水を使用したこだわりのクラフトビールを開発しています。
現在までに、沼津市島郷のモモや韮山のイチゴ「きらぴ香」、沼津市のミカン「西浦みかん寿太郎」などさまざまな特産品を使った独自のクラフトビールを生み出してきました。どの作物も知人を介しての紹介が多く、片岡さん自身も「クラフトビールがつなぐ関係性を大切にし、使ってほしい作物の依頼があればレシピを考案し、ビールを作ってきた。今まで思い通りの味にならなかったことはない」と自信を持っています。
西浦レモネードはニュージーランド生まれ、西浦育ちのハイブリッドかんきつで豊かな香りと爽やかな食味が特徴です。
かんきつ類はとくにビールとの相性が良く、中でも「西浦レモネード」の爽やかで豊かな香りは、ビールとの相性が抜群で販売開始後は、全国各地から注文が入り、すぐに売り切れとなります。