浜松市北区三ヶ日町のメロン農家、名倉令和さん(63)が、元号の「令和」を刻んだハウスメロンを作り話題を呼びました。メロンネットができる時期に果実に針で細工し「令和」の文字を浮き上がらせました。
今年4月1日、発表された元号と同じ名前の名倉さんの元に、多くのマスコミが駆け付けました。「令和」のメロンは、毎年メロンを心待ちにしてくれる消費者に喜んでもらおうと作りました。
JAみっかび特産物直売所で3、4日の両日に開いたメロンフェアで展示し注目を集めました。フェアにはリピーター客が目立ち、20ケースまとめ買いする人もおり、「話題の人だね」と名倉さんに声をかける姿が見られました。
名倉さんは「収穫直前まで気を抜けなかったが、味も外観も上出来。過酷な環境でメロンの樹がよく耐えてくれました。令和が良い時代になるように願いをこめました」と話しました。