JA富士宮青壮年部富士根支部は10月16日、発酵茶マイスターの資格を持つ部員が主となって、富士宮市立富士根南小学校3年生177人を対象に、紅茶作り体験を行いました。茶葉9キロを使い、揉捻(じゅうねん)から乾燥まで作業しました。
揉捻は洗濯板を使い、児童は交代で約40分間茶葉を揉みました。茶葉にビニール袋をかぶせ温度と湿度を保ち発酵させ、フライパンで約1時間茶葉を乾燥させました。
児童は「洗濯板で揉んだときとフライパンでやったときで香りが違った」と感想を話しました。
この体験は地元茶葉を使った同支部の商品「ねぇ~紅茶」の製造販売をきっかけに、茶に親しみを持ってもらおうと毎年行っています。
石川哲郎支部長は「地元茶についての興味や交流を深める体験になっている。各班やクラスで自分だけのオリジナル紅茶が楽しめるのも醍醐味」と話しています。