静岡県のJA

JAとぴあ浜松 遊休農地解消に取り組んでいます

 JAとぴあ浜松青壮年部湖西支部は、2008年度から「遊休農地0作戦」を展開し、地域の遊休農地解消に取り組んでいます。毎年、部員が遊休農地の情報を集めて耕作する場所を検討。地主と交渉し、理解を得られた場所で活動しています。今年は、湖西市の約10㌃の遊休農地を再生し、サツマイモを栽培します。
 5月中旬、支部の役員が一面に50~60㌢の草が生えた畑をトラクターで耕運し、草を取り除きました。5月下旬に畝立てしマルチを被覆、畑を準備しました。6月3日に部員19人、サツマイモの苗1200本を植えました。
 今後、除草、防除、ツル上げを行い、10月末ごろ収穫します。
 支部長の太田康行さん(41)は、「コロナ禍で自粛ムードだったが、遊休農地0作戦は支部の重要な事業。やると決めたら多くの部員が参加した。遊休農地が増えている現実から目をそらさず、部員が協力して再生の取り組みを継続したい」と話しています。