静岡県のJA

JAみっかび 隔年結果是正標語コンクールを開きました

 JAみっかびは、隔年結果是正標語コンクールを開き、特産の三ヶ日みかんの安定生産に力を入れています。5月15日から組合員を対象に標語を募集し、5日、32点の応募から、組合長賞に温州ミカン農家の清水孝子さん(73)の作品「摘果して 毎年実る 三ヶ日みかん」が選ばれました。
 JAみっかびの調査では今年産は着果過多が予想され、来年の収量不足が懸念されており、過剰な果実を摘み取り発芽を促す摘果作業を強く推進しています。
 決定した標語は、浜松市北区のJA本館から垂れ幕をたらして産地の摘果ムードを高めています。
 清水さんは5月の開花前から摘む摘蕾(らい)や、発芽を促すスッコキという作業、摘果作業に取り組んできました。清水さんは「この芽に来年は温州ミカンが実る。当初花がびっしりあったので来年を心配し、これまでに無いくらい頑張った。標語はその気持ちで書いた」と笑顔を見せました。