静岡県のJA

JA大井川 本格里芋焼酎の完成を発表しました

 JA大井川は6月30日、藤枝市立北高等学校と同市の杉井酒造と製造した、サトイモの親芋を使った本格里芋焼酎「Reward from Taros(里芋たちからのご褒美)」が完成したことを発表しました。
 JA大井川は、出荷できない農産物を6次化加工し、付加価値を付けて販売することで生産者の農業所得の向上を目指しています。子イモ品種用サトイモの親芋は、食用に適さず廃棄されているため、有効利用できないかと地元企業と同校に焼酎作りを提案しました。
 商品名とラベルは、同校の食品サイエンス部が担当。30代から40代の女性に飲んでもらうことを意識し、すらっとした縦長のボトルにピンク色のラベルをつけ、イラストは、消費者に見立てた妖精がサトイモから恵の雫を受け取るデザインにしました。商品は、1本(500ミリ㍑)1300円。同JAファーマーズマーケット「まんさいかん」4店舗などで7月3日から約800本限定で販売しています。