静岡県のJA

JAとぴあ浜松 エシャレット養成塾を開講しました

 JAとぴあ浜松南営農センターは本年度、JAエシャレット部会と協力し、エシャレット養成塾を開き、新規就農者3人を育成します。

 同部会の生産者は、1999年に268人だったのが、年々減り現在71人。担い手不足を解決するため、JAと部会が一体となって担い手を確保し育成します。
 養成塾では、土壌消毒、畝立て、植え付け、生育途中の巡回などを行い、出荷までの作業を、同JAの営農アドバイザーと部会役員が実践指導します。全10回程度の講義を行い、全員の出荷販売を目指します。

 6月下旬には、浜松市南区の同営農センターで開講式が行われ、受講者が目標を披露しました。また、土壌消毒剤の特徴と防除効果を高めるためのポイントを学び、部会員の畑で土壌消毒を体験しました。新規就農者の伊藤崇さん(36)は「これから農業はおもしろくなる。指導農家のやり方をしっかり身につけたい。今年は、エシャレットを30㌃作付けて30㌧出荷したい」と意欲を見せました。