静岡県のJA

JA三島函南 農福連携で規模拡大しています

 JA三島函南の若手生産者グループ箱根西麓のうみんずのリーダー前島弘和さん(37)は、 三島市内の障害者就労継続支援事業所「NPO法人にじのかけ橋」の利用者をビジネスパートナーに農福連携に取り組んでいます。

  利用者の作業内容は、週に1度、事業所職員と打ち合わせ、シフトを組んでいます。野菜の袋詰めは歩合制、植えつけや管理作業は時給制と作業内容によって給料形態を変え、利用者のやる気を高めています。週5日間、3~6人へ3時間程作業を委託しています。

  前島さんは「一見難しいと思える仕事も細かく分業すれば、1人の作業が簡単になりできる仕事に変わる。規模拡大できているのは、労働に貢献してくれる利用者の協力が大きい。今後はノウフクJASの認定を目指し、利用者が農業で活躍した証を形にし、働く喜びや生きがいを作っていきたい」と話しています。