静岡県のJA

酪農支援のための動画を配信!

 JAふじ伊豆は酪農支援の一環として、市民に牛乳消費を呼びかけ酪農支援を訴える動画を作成し、動画投稿サイト「ユーチューブ」の同JA公式チャンネルで配信しています。
 同JA管内は静岡県内でも有数の酪農地帯だが、コロナ禍による輸送の混乱と輸送費の値上げ、ロシアのウクライナ侵攻による穀物価格の高騰、大幅な円安などで生産資材が高騰し、酪農経営は厳しい状況が続いています。
 これまでも同JAでは行政への支援要請、畜産経営診断の提案と補助、特別金利融資、ファーマーズマーケットでの牛乳無料配布などを通して、酪農支援を行ってきたが、今回は分かりやすい動画で広く酪農支援を呼びかけています。
 動画は約2分30秒で、管内の牛乳生産を紹介。同JA富士宮地区の酪農家で生産者でJA静岡経済連東部地域酪農委員長の土井一彦さんが経営の窮状を訴え、後半では同JAのこれまでの酪農支援活動や消費者に向けて牛乳消費を呼びかける内容になっています。
 同JAの土屋孝伸広報課長は「多くの人に酪農の窮状を知ってほしかった。消費者に牛乳を購入してもらい、少しでも酪農経営の改善につなげたい」と力を込める。