特産品
じゃがいも
静岡県で生産されるじゃがいも(馬鈴薯)の品種は、主に男爵(だんしゃく)とメークインです。「馬鈴薯(男爵)」の由来は、その名のとおり男爵が持ち込んだと言われています。男爵はでんぷん含有量が高く、食感がホクホクしているため、コロッケやポテトサラダ、粉ふきいもなどに最適です。
メークイーンは、「五月の女王」が語源で、女王の国イギリスから持ち込まれました。長丸型であり、煮くずれしにくいのが特徴で、肉じゃがやシチューなどの煮込み料理に適しています。
主な産地
県東部の箱根西麓、県西部の三方原台地は、静岡県内でも有数の産地です。
浜松市の三方原台地では水はけが良くミネラルの多い赤土で育まれた「三方原馬鈴薯(男爵)」、箱根西麓では肥沃な火山灰土壌を活かし、手堀りで収穫されるメークインの「三島馬鈴薯(メークイン)」がブランド産地として高く評価されています。
出荷時期
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
県内では、男爵とメークインの両方が盛んに栽培されています。収穫時期は品種によって若干異なりますが、概ね4月中旬から8月半ばまで続きます。