静岡県のJA

JA遠州中央 出張販売で組合員支援

 JA遠州中央は、全国的に野菜の相場が低迷する中、組合員を支援しようと出張販売に力を入れています。12月中旬に、「八八(ハチハチ)販売」と名付けた販売会を袋井市のJA袋井支店で初めて開きました。「八」の形が末広がりで縁起が良いとされることから地域農業の発展を願って、25日までに同支店を含むFMや農産物直売所が隣接していない金融店舗8支店で、計8回開催しました。

 販売会では、同JA管内で生産が盛んなチンゲンサイやレタス、白ネギ、エビイモなど、地元産の農産物計8品目を販売。品目によって80円、180円、280円と買い求めやすい価格に設定しました。

 JA農業振興課の小栗清人課長は「販売環境は厳しい時期だが、こういうときだからこそ、地元の生産者が丹精込めて作った農産物を地域の消費者の皆さまにPRして、お得に買い物をしてもらおうと企画した」と話した。