静岡県のJA

JA静岡市 フードバンクふじのくにへ食料を寄贈

 JA静岡市女性部とJA静岡市は3月1日、生活困窮者への支援に役立ててもらおうと、静岡市葵区の認定NPO法人フードバンクふじのくにに段ボール箱約30個分177キロの食料を贈りました。
 昨年4月の同JA女性部藁科ブロックの寄贈を皮切りに、JA全体で広く取り組もうと職員も協力し、今回で4回目。
 食料品の回収は日頃、情報共有に使っている女性部の地区の回覧を使っています。役職員にはメールで周知し、どんな食料が喜ばれるか、回収できない食料は何かを説明しました。
 期間を1月中旬~2月中旬の1カ月間とし、レトルト食品や即席ラーメン、みそ汁など常温で保存できる未開封の食品を回収しました。
 認定NPO法人フードバンクふじのくにの金澤一輝さんは「コロナウイルスの影響で依頼件数が増えている。ひな祭りなど季節に合ったお菓子などは渡しやすく喜ばれる。さまざまな種類の食品を寄贈してもらいありがたい」と感謝しています。
 女性部を担当する同JAの仁科康子次長は「少しでも食糧難で困っている人たちの助けになれば嬉しい。女性部全体で取り組んでいるSDGs活動にもつながってくるので、今後も続けていきたい」と意気込みました。